「海が近いからか、金具がサビだらけで雨樋がグラグラに…」釜石市K様が選んだ雨樋交換リフォーム - 岩手の住まいを守り続けて37年。屋根・外壁・水回り・災害復旧の専門会社【株式会社建造】

「海が近いからか、金具がサビだらけで雨樋がグラグラに…」釜石市K様が選んだ雨樋交換リフォーム

「うちは海が近いせいか、金具がものすごくサビるんです。気づいたら雨樋がグラグラになっていて、風が吹くたびにガタガタ音がして…。これ、大丈夫なのかなと不安になりました」

岩手県釜石市にお住まいのK様からいただいたのは、潮風による金具のサビと雨樋の不安定さに関するご相談でした。

釜石市は岩手県沿岸部に位置し、三陸海岸に面した港湾都市。美しい海が魅力ですが、住宅にとっては**潮風による「塩害」**が大きな課題です。

K様邸は海から約800メートルの場所に建つ築17年の住宅。内陸部なら20年以上持つはずの雨樋が、潮風の影響で金具が激しくサビ、素材も早期に劣化していました。

「内陸に住んでいる親戚の家より、うちの方が傷むのが早い気がする…」

そんなK様のお悩みを解消するため、塩害に強い仕様での雨樋全面交換工事を実施しました。


現地調査で見つかった課題

K様邸を調査したところ、以下の症状が確認されました。

① 金具の激しいサビ 雨樋を支える金具が全体的に激しくサビ。表面だけでなく、内部まで腐食が進行していました。

② 金具の固定力低下 サビにより金具の強度が低下。軒樋を支えきれず、グラグラと不安定な状態に。風が吹くとガタガタ音がしていました。

③ 一部金具の破断 サビが進行しすぎて、一部の金具は完全に破断。軒樋が垂れ下がっている箇所もありました。

④ 雨樋本体の劣化 塩分と紫外線の影響で、雨樋本体も通常より早く劣化。素材が硬化し、表面がザラザラになっていました。

⑤ 継ぎ目の劣化・隙間 継ぎ目のシーリングが劣化・収縮し、隙間が発生。塩分を含んだ雨水が漏れ、外壁にも影響が出ていました。

⑥ 縦樋の接続金具もサビ 縦樋を固定する金具も同様にサビ。緩んで縦樋がズレている箇所がありました。

👉 放置するとどうなる?

  • 金具が完全に破断し、軒樋が落下
  • 落下した雨樋が人や物に当たる危険
  • 外壁への塩害被害が拡大
  • 雨水が適切に排水されず、基礎周りにダメージ
  • 修繕費用がさらに増大

「塩害」とは?沿岸部の住宅が直面する問題

釜石市のような海沿いの地域では、「塩害」が住宅に大きな影響を与えます。

塩害のメカニズム

段階内容
① 潮風が運ぶ海水が風に乗って微細な塩分を運ぶ
② 住宅に付着塩分が屋根・外壁・雨樋・金具に付着
③ 水分と反応雨や結露で塩分が溶け出す
④ 腐食・劣化金属はサビ、樹脂は劣化が加速
⑤ 繰り返し蓄積毎日少しずつダメージが蓄積

塩害を受けやすい住宅設備

設備被害内容
雨樋の金具サビ・腐食・破断
雨樋本体素材劣化の加速
屋根材サビ・塗膜劣化
外壁塗膜劣化・変色
シャッター・雨戸サビ・動作不良
エアコン室外機サビ・故障
サビ・塗装劣化

海からの距離と塩害の程度

距離塩害の程度
〜500m重塩害地域(影響が非常に大きい)
500m〜2km塩害地域(影響が大きい)
2km〜5km準塩害地域(影響あり)
5km〜影響は軽微

👉 K様邸は海から約800m。 塩害地域に該当し、通常より早いペースで劣化が進んでいました。


施工内容:塩害対策を考慮した雨樋全面交換

K様邸では、塩害に強い仕様で雨樋の全面交換を実施しました。

工程内容
既存撤去サビた金具・劣化した雨樋をすべて撤去
下地確認破風板・鼻隠しの傷み・腐食をチェック
下地補修サビの影響を受けた箇所を補修
新規金具設置ステンレス製金具を使用し、サビに強い仕様に
新規雨樋設置耐候性に優れた雨樋を正確な勾配で設置
接続確認すべての接続部分をしっかり固定
排水テスト実際に水を流して排水状態を確認

塩害対策のポイント

対策内容
ステンレス製金具通常の鉄製より格段にサビにくい
耐候性の高い雨樋塩分・紫外線に強い素材を選定
金具間隔を詰める1箇所あたりの負担を軽減
接続部の強化塩害による劣化を見越して丁寧に処理

施工のポイント: 沿岸部での耐久性を重視し、ステンレス製の金具を採用。通常の亜鉛メッキ鉄製に比べ、塩害に対する耐久性が大幅に向上します。


ビフォーアフター:K様邸はこう変わった

項目BeforeAfter
金具サビだらけ・破断箇所ありステンレス製でサビに強い
軒樋の安定性グラグラ・ガタガタ音しっかり固定・静か
雨樋本体劣化・表面ザラザラ新品で滑らか
継ぎ目劣化・隙間・漏水新品で漏水ゼロ
縦樋金具サビ・ズレしっかり固定
外観サビが目立つきれいな外観に
耐久性塩害で早期劣化塩害対策で長持ち

K様の感想 「ステンレスの金具にしてもらったので、これからはサビにくいと聞いて安心しました。前の金具はあっという間にサビてしまったので…。海が近いとこういうことがあるんですね。もっと早く相談すればよかったです」


沿岸部での雨樋選びのポイント

釜石市のような沿岸部で雨樋を選ぶ際は、以下のポイントが重要です。

金具の素材選び

素材塩害耐性特徴
鉄製(亜鉛メッキ)△ 低い安価だが沿岸部ではすぐサビる
ステンレス製◎ 高いサビに強く、沿岸部に最適
樹脂製○ 中程度サビないが強度がやや劣る

雨樋本体の選び方

ポイント内容
耐候性紫外線・塩害に強い素材を選ぶ
肉厚厚みがある方が劣化に強い
劣化が目立ちにくい色を選ぶ
メーカー信頼性の高いメーカー品を選ぶ

メンテナンスの頻度

地域推奨点検頻度交換目安
内陸部年1回20〜25年
沿岸部年1〜2回15〜20年
重塩害地域年2回以上10〜15年

👉 沿岸部では「内陸部と同じ」と考えず、塩害を前提とした素材選び・メンテナンス計画が重要です。


釜石市の気候と住宅への影響

釜石市は岩手県沿岸部に位置する港湾都市。三陸海岸に面し、独特の気候条件があります。

釜石市の気候特性

特性内容
海洋性気候夏は涼しく、冬は内陸部より温暖
潮風一年を通じて塩分を含んだ風が吹く
積雪内陸部より少ないが、風雪がある
台風沿岸部のため影響を受けやすい
紫外線海面からの反射で紫外線が強い

気候が雨樋に与える影響

気候条件雨樋への影響
潮風・塩害金具のサビ、素材の劣化加速
強風金具の緩み、軒樋の歪み
紫外線(反射含む)素材の硬化・変色
台風破損・飛散のリスク
冬の風雪積雪荷重+強風のダメージ

内陸部との比較

項目内陸部(盛岡市など)沿岸部(釜石市)
主な劣化原因積雪・紫外線・寒暖差塩害・強風・紫外線
金具の劣化速度普通速い(サビやすい)
積雪の影響大きい比較的小さい
強風の影響中程度大きい
推奨金具通常仕様でも可ステンレス推奨

👉 釜石市では、内陸部とは異なる劣化パターンに注意が必要です。


塩害による雨樋劣化のサイン

ご自宅の雨樋、こんな症状はありませんか?

金具のサイン

✅ 金具が赤茶色にサビている ✅ 金具を触るとザラザラ・ボロボロ ✅ 軒樋がグラグラ・不安定 ✅ 風が吹くとガタガタ音がする ✅ 金具が破断している箇所がある

雨樋本体のサイン

✅ 雨樋の表面がザラザラしている ✅ 色あせ・変色が目立つ ✅ 継ぎ目に隙間・漏水がある ✅ 雨樋を触ると硬い・カサカサ ✅ ひび割れがある

➡ 1つでも当てはまる場合は、早めの点検をおすすめします。


塩害を軽減するためにできること

塩害は完全に防ぐことはできませんが、被害を軽減する方法があります。

日常的にできること

対策内容
水洗い台風後や定期的に水で塩分を洗い流す
目視確認金具のサビをこまめにチェック
早めの対処異常を見つけたらすぐに相談

リフォーム時にできること

対策内容
ステンレス製金具サビに強い素材を選ぶ
耐候性の高い素材塩害・紫外線に強い雨樋を選ぶ
塗装の検討金具に防錆塗装を施す
定期点検の計画内陸部より短い間隔で点検

定期メンテナンスの重要性

頻度内容
年1〜2回目視点検・水洗い
3〜5年ごと専門業者による点検
10〜15年ごと交換の検討(沿岸部の場合)

👉 沿岸部では「早め・こまめ」のメンテナンスが、住宅を長持ちさせる秘訣です。


よくある質問|沿岸部の雨樋・塩害

Q. ステンレス製金具は費用が高くなりますか? A. 通常の鉄製金具より多少高くなりますが、沿岸部では耐久性が格段に違います。長期的に見ればコストパフォーマンスが良い選択です。

Q. 雨樋本体もステンレス製にした方がいいですか? A. ステンレス製の雨樋もありますが、一般的な塩ビ製でも耐候性の高いものを選べば問題ありません。金具をステンレスにすることが最も効果的です。

Q. 海から何キロ離れれば塩害の心配はありませんか? A. 一般的に5km以上離れれば影響は軽微とされますが、風向きや地形によっても異なります。2km以内の場合は塩害対策を強くおすすめします。

Q. 定期的に水で洗い流すだけで効果がありますか? A. はい。塩分を洗い流すことでサビの進行を遅らせることができます。台風後や強風が続いた後は特に効果的です。

Q. 火災保険は使えますか? A. 塩害自体は経年劣化として対象外ですが、強風や台風で破損した場合は適用される可能性があります。当社で申請サポートも行っています。


火災保険が使えるケースも

雨樋の破損が風災・台風によるものであれば、火災保険が適用される可能性があります。

対象になりやすいケース

  • 台風・強風で軒樋が歪んだ・外れた
  • 強風で金具が破損した
  • 飛来物で雨樋が破損した
  • 台風の大雨で接続部が外れた

注意: 塩害による腐食・サビは経年劣化として対象外です。ただし、強風がきっかけで破損した場合は適用される可能性があります。当社では申請サポートも行っています。


釜石市・大船渡市・宮古市で雨樋のお悩みなら

「金具がサビて雨樋がグラグラする」 「海が近くて劣化が早い気がする」 「塩害に強い雨樋にしたい」 「ステンレス製の金具に交換したい」 「沿岸部の雨樋メンテナンスを相談したい」

そんな方は、地域密着37年・火災保険サポートにも対応の株式会社建造にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。

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