雨樋工事

雨樋の役割

屋根に降った雨水や雪解け水を排水し、外壁・基礎・屋根を守る重要な設備。機能不全は 外壁汚れ・基礎の浸水・雨漏り・シロアリ被害 を招きます。

主な形状

  • 半丸型:最も一般的、コスト安。
  • 角型:排水力が高く豪雪・豪雨に強い。モダン住宅に人気。
  • 特殊型:高級住宅向け、意匠性重視。

素材別の特徴

素材特徴耐久性
塩ビ軽量・安価だが紫外線や積雪に弱い10〜15年
ガルバリウム鋼板豪雪・凍害に強い、長期的に高コスパ20〜30年
銅製高級感、50年以上持つケースあり50年〜

📊 雨樋素材別の比較表(岩手の気候向け)

素材耐用年数費用目安(30坪住宅)特徴豪雪耐性
塩ビ(樹脂製)約10〜15年10万〜20万円軽量・安価で普及率No.1。ただし紫外線・積雪に弱い★☆☆(弱い)
アルミ製約15〜25年15万〜30万円軽量でサビに強いが、豪雪地帯では変形リスクあり★★☆(中)
ガルバリウム鋼板約20〜30年20万〜40万円耐久性・耐候性に優れ、雪害に強い。コストと性能のバランス良し★★★(強い)
銅製50年以上40万〜80万円高級感があり、経年で味わいが出る。費用は高額★★★(非常に強い)
  • 塩ビ(樹脂製):とにかく安く済ませたい方向け。ただし雪害に弱い
  • アルミ製:軽量でデザイン性も良いが豪雪には注意
  • ガルバリウム鋼板:岩手で最もおすすめ。耐久性・雪害対応力・コスパ◎
  • 銅製:高耐久・高級感。費用は高いが一度施工すれば半世紀持つ

専門家のアドバイス

  • 岩手のような 豪雪地域では「ガルバリウム鋼板」が最もおすすめ
  • 「費用を抑えたいなら塩ビ」「長期的に資産価値を高めたいなら銅製」も選択肢。
  • 雨樋は「素材+金具の強度」が重要。特に雪害を考慮して施工会社に相談すべきです。

費用目安(30坪住宅)

  • 交換工事:10万〜25万円
  • 部分修理:1万〜5万円
  • 高耐久素材:20万〜40万円

※雪害・風災での破損は 火災保険活用で自己負担0円になるケース あり。

工事の流れ

  1. 現地調査・無料診断
  2. プラン・見積もり
  3. 足場設置・既存撤去
  4. 新規設置
  5. 足場解体・完工

✅ 雨樋セルフチェックリスト(劣化サイン)

チェック項目主な症状放置した場合のリスク
雨樋が曲がっている強風・積雪で変形排水不良 → 外壁汚れ・基礎浸水
雨樋が外れている金具破損・経年劣化雨水が直接外壁に流れ込み、雨漏りリスク増
雨樋にヒビ・割れ紫外線・凍結による劣化水漏れ・局所的な外壁劣化
排水がスムーズでない落ち葉や氷の詰まり雨水逆流 → 軒天・外壁腐食
接合部から水漏れパッキン劣化・ズレシミ・カビ・木部腐食
サビや腐食がある金属製雨樋の経年劣化穴あき → 集中豪雨で排水機能停止

👉 チェックポイント

  • 1つでも当てはまれば「修理検討」
  • 2つ以上なら「交換レベル」
  • 雪害・風災による破損は 火災保険が使える可能性大

🏠 あなたの家に合う雨樋診断チャート

Q1. 初期費用はできるだけ抑えたいですか?
 はい → 【塩ビ(樹脂製)】がおすすめ
 いいえ → Q2へ

Q2. 豪雪や強風に強い雨樋を選びたいですか?
 はい → Q3へ
 いいえ → 【アルミ製】がおすすめ

Q3. 長期的にメンテナンスを減らしたいですか?
 はい → 【ガルバリウム鋼板】がおすすめ
 いいえ → Q4へ

Q4. 高級感や耐久性を最優先しますか?
 はい → 【銅製】がおすすめ
 いいえ → 【ガルバリウム鋼板】がおすすめ

FAQ

  • 交換周期は? → 20年前後(岩手では10〜15年のケースあり)
  • 部分交換できる? → 可能。同時に外壁・屋根工事で足場費用削減可。
  • 火災保険適用? → 雪害・風災の破損なら適用可能。

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