八幡平市E様邸(雨樋工事)
修繕前……
真夏の屋根や外壁は直射日光を受け、表面温度が60℃以上になるケースも珍しくありません。こうした高温状態が長時間続くと、建物内部に熱が蓄積され、エアコンの稼働時間や設定温度が上がりがちです。その結果、冷房にかかる電力消費量は毎年増加し、光熱費の負担にもつながります。
そこで注目されるのが「遮熱/断熱塗料」。塗膜に含まれる赤外線反射顔料や中空シリカバルーンが近赤外線を効率的に反射・拡散し、建物表面や内部への熱移動を大幅に抑制します。この記事では、日本ペイントの主要製品「パーフェクトクーラーベスト/サーフ」を中心に、社内試験データを用いて◆屋根表面温度の低減効果◆室内環境への波及◆冷房電力削減シミュレーション──をグラフ・写真とともにわかりやすく解説します。
遮熱塗料の高い性能は、主に以下の3つの技術要素によって実現されています。
これらを組み合わせた日本ペイント「パーフェクトクーラーベスト/サーフ」では、いわば“トリプル遮熱効果”を実現。従来品では難しかった高レベルな温度抑制を可能にしています。
日本ペイント社内の断熱BOX実験(赤外線ランプ照射試験)および路面温度実測試験のデータをご紹介します。
【図1】断熱BOX実験による温度推移グラフ( 例:既存塗料 vs. パーフェクトクーラー )
屋根裏や天井面の温度低減は、そのまま居住空間の温度にも反映されます。
戸建住宅(延べ床100㎡・屋根面積50㎡想定)でのシミュレーション例です。
日本ペイント「パーフェクトクーラーベスト/サーフ」は、断熱BOX試験での裏面温度10℃低減、路面試験での表面温度11~14℃低減など、高い遮熱性能を実証済み。室内温度は3~5℃ダウン、冷房費は約40%削減となり、光熱費の削減を検討されている方は、無料点検・お見積りを随時受付中。下記リンクからお気軽にご相談ください。
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