「昔ながらの鉄の雨樋が、サビでボロボロになってしまって…」二戸市H様が選んだ雨樋交換リフォーム - 岩手の住まいを守り続けて37年。屋根・外壁・水回り・災害復旧の専門会社【株式会社建造】

「昔ながらの鉄の雨樋が、サビでボロボロになってしまって…」二戸市H様が選んだ雨樋交換リフォーム

「うちの雨樋は、家を建てたときからずっと鉄製なんです。最近見たら、サビがひどくて、穴が開いているところもあって…。歪んでいる部分もあるし、もう限界だと思いました。今は鉄じゃない雨樋があるんですね。知りませんでした」

岩手県二戸市にお住まいのH様からいただいたのは、鉄製雨樋のサビ・歪みに関するご相談でした。

二戸市は岩手県北部に位置し、盛岡市から約60km北にある内陸性気候の地域。冬の寒さは県内でも厳しく、積雪量も多い地域です。

H様邸は築35年。新築時に設置された鉄製の雨樋(鉄樋)が、長年の風雨と積雪でサビが進行し、穴が開いたり歪んだりしている状態でした。H様は「鉄の雨樋しか知らなかった」とのことで、現在主流の塩ビ製雨樋への交換をご提案しました。

「鉄の雨樋はサビるのが当たり前だと思っていた。塩ビ製ならサビないと聞いて、もっと早く交換すれば良かったと思いました」

そんなH様のお悩みを解消するため、鉄製雨樋から塩ビ製雨樋への全面交換工事を実施しました。


現地調査で見つかった課題

H様邸を調査したところ、以下の症状が確認されました。

① 軒樋全体の激しいサビ 鉄製の軒樋全体にサビが発生。特に継ぎ目や水が溜まりやすい部分は、サビが進行して赤茶色に変色していました。

② サビによる穴あき(複数箇所) サビが進行した部分は、鉄が腐食して穴が開いていました。雨の日はここから水が漏れ落ちていました。

③ 軒樋の歪み・変形 35年分の積雪荷重と、サビによる強度低下で、軒樋が歪み・変形していました。勾配も狂っていました。

④ 金具のサビ・腐食 鉄製の金具もサビが進行。一部は腐食で崩れかけていました。

⑤ 縦樋のサビ・穴あき 縦樋もサビが進行し、穴が開いている箇所がありました。

⑥ 塗装の剥がれ 鉄樋の塗装が剥がれ、下地の鉄がむき出しになっている部分が多数ありました。

⑦ 外壁への雨だれ・サビ汁 穴からの漏水と、サビが雨水に溶け出した**「サビ汁」**が外壁を汚していました。茶色い筋が外壁に刻まれていました。

👉 H様邸の鉄製雨樋は、35年の経年劣化で完全に寿命を超過していました。


「鉄製雨樋(鉄樋)」とは

H様邸で使われていた**鉄製雨樋(鉄樋)**について解説します。

鉄製雨樋の特徴

項目内容
素材鉄(スチール)に塗装を施したもの
主流だった時代昭和〜平成初期(築30年以上の住宅に多い)
メリット当時は安価で強度があった
デメリットサビやすい、重い、メンテナンスが必要
寿命15〜25年(環境・メンテナンス次第)

鉄製雨樋が使われなくなった理由

理由内容
サビが発生する塗装が剥がれるとすぐにサビる
メンテナンスが必要定期的な塗り直しが必要
重い施工・交換が大変
穴が開くサビが進行すると穴が開く
塩ビ製の普及サビない・軽い・安価な素材が登場

現在の主流

素材特徴
塩ビ製(塩化ビニル)最も普及、サビない、軽い、安価
ガルバリウム鋼板製サビにくい金属、耐久性が高い
アルミ製軽量、サビにくい、高価
ステンレス製非常に耐久性が高い、高価

👉 H様邸は、サビやすい鉄製から、サビない塩ビ製への交換をご提案しました。


鉄製雨樋がサビるメカニズム

H様邸の鉄製雨樋がサビたメカニズムを解説します。

サビが発生する流れ

段階内容
① 塗装で保護新品時は塗装が鉄を守っている
② 塗装の劣化紫外線・風雨で塗装が劣化
③ 塗装の剥がれ塗装が剥がれ、鉄がむき出しに
④ 水分・酸素と接触雨水と空気に触れる
⑤ サビの発生鉄が酸化してサビになる
⑥ サビの進行サビが広がり、鉄が腐食
⑦ 穴が開く腐食が進むと穴が開く

二戸市でサビが進行しやすい理由

理由内容
冬の積雪雪が長時間乗り、水分にさらされる
凍結・融解塗装にひび割れが入りやすい
寒暖差塗装の膨張・収縮で剥がれやすい
長い冬乾燥する時間が短い
融雪剤(塩)の影響道路の融雪剤がサビを促進する場合も

H様邸のサビの進行

期間状態
〜10年塗装がきれい、問題なし
10〜20年塗装の色あせ・部分的な剥がれ
20〜30年サビが発生・進行
35年穴あき・歪み・限界状態

👉 H様邸は35年間、塗り直しなどのメンテナンスをしていなかったため、サビが限界まで進行していました。


鉄製雨樋の「歪み」の原因

H様邸では、サビだけでなく歪み・変形も発生していました。

歪みの原因

原因内容
積雪荷重35年分の積雪で少しずつ変形
サビによる強度低下サビた部分は弱くなる
金具のサビ・腐食支える力が弱まる
熱膨張・収縮金属は温度で伸縮する
凍結の膨張水が凍って膨張し、変形

歪むとどうなる

影響内容
勾配が狂う水がスムーズに流れない
水が溜まるサビがさらに進行
あふれる排水できずにあふれる
見た目が悪い曲がった雨樋は目立つ
落下の危険最悪の場合、外れて落ちる

👉 H様邸は、サビによる強度低下と積雪荷重が重なり、歪みが発生していました。


「サビ汁」による外壁の汚れ

H様邸では、**「サビ汁」**による外壁の汚れも問題になっていました。

サビ汁とは

項目内容
正体サビが雨水に溶け出したもの
茶色・赤茶色
発生源サビた雨樋・金具・釘など
影響外壁に茶色い筋状の汚れ

H様邸の外壁の状態

状態内容
茶色い筋雨樋の下に縦に伸びる汚れ
広範囲複数箇所で発生
落ちにくい洗っても完全には落ちない
見た目古びた印象を与える

H様の困りごと 「外壁に茶色い筋がついて、見た目がすごく悪いんです。洗っても落ちないし、雨樋がサビているせいだとは思っていましたが、どうしようもなくて…」

👉 雨樋を塩ビ製に交換すれば、サビ汁は発生しなくなります。 既存の汚れは外壁塗装で対応可能です。


施工内容:鉄製→塩ビ製への全面交換工事

H様邸では、サビた鉄製雨樋を撤去し、塩ビ製雨樋に全面交換しました。

工程内容
既存撤去サビた鉄製の軒樋・縦樋・金具をすべて撤去
サビの処理金具取付部のサビを除去・防錆処理
下地確認破風板・鼻隠しの傷みをチェック(サビの影響確認)
下地補修サビ汁の影響を受けた箇所を補修
新規金具設置ステンレス製金具を積雪対応間隔(45cm)で設置
新規雨樋設置塩ビ製の軒樋・縦樋・集水器を正確な勾配で設置
接続確認すべての接続部分をしっかり固定
排水テスト実際に水を流して排水状態を確認

今回選んだ素材

部位素材理由
軒樋・縦樋塩ビ製サビない、軽い、コスパ良好
金具ステンレス製サビにくい、長持ち
集水器塩ビ製軒樋と同素材で統一

鉄製と塩ビ製の比較

項目鉄製(旧)塩ビ製(新)
サビサビるサビない
重さ重い軽い
寿命15〜25年15〜20年
メンテナンス塗り直しが必要ほぼ不要
価格当時は安価現在は最も安価
穴あきサビで穴が開く開かない
サビ汁発生する発生しない

施工のポイント: 金具はステンレス製を使用。塩ビ製の雨樋はサビませんが、金具が鉄製だと金具からサビが発生する可能性があるためです。


ビフォーアフター:H様邸はこう変わった

項目Before(鉄製)After(塩ビ製)
サビ全体に激しいサビサビなし
穴あき複数箇所で穴穴なし
歪み・変形大きく歪んでいるまっすぐで正確な勾配
金具サビ・腐食ステンレス製で長持ち
見た目古びてボロボロきれいで清潔
サビ汁外壁を汚していた発生しない
排水機能穴から漏水スムーズに排水
今後のメンテナンス塗り直しが必要だったほぼ不要

H様の感想 「鉄の雨樋がなくなって、見た目がすごくきれいになりました。サビた茶色い雨樋が白い塩ビ製に変わって、家全体が明るくなった感じがします。もうサビる心配がないのが嬉しいですね。外壁の茶色い筋も、今度塗装するときに一緒にきれいにしてもらおうと思います」


「うちも鉄の雨樋かも?」という方へ

H様のケースを聞いて、**「うちの雨樋も鉄製かも…」**と思った方へ。

鉄製雨樋の見分け方

特徴内容
茶色・グレー(塗装)→サビると赤茶色
触ると硬い、冷たい(金属の感触)
叩くとカンカンと金属音
サビがある茶色いサビが見える
築年数築30年以上の住宅に多い
重い持ち上げると重い

塩ビ製雨樋の見分け方

特徴内容
白・茶・黒など(プラスチック風)
触るとやや弾力がある
叩くとコツコツとプラスチック音
サビがない茶色いサビはない
築年数築25年以下の住宅に多い
軽い持ち上げると軽い

鉄製雨樋をお持ちの方へ

状態対応
サビがない・軽度まだ使えるが、塗り直しを検討
サビが目立つ交換を検討
穴が開いている早めに交換
歪んでいる早めに交換
サビ汁が出ている早めに交換

👉 「うちも鉄の雨樋だ」という方は、状態を確認してみてください。


二戸市の気候と鉄製雨樋

二戸市は鉄製雨樋にとって非常に厳しい環境です。

二戸市の気候と鉄製雨樋への影響

気候条件鉄製雨樋への影響
冬の積雪長時間水分にさらされサビが進行
厳しい寒さ凍結で塗装にひび割れ→サビの原因
凍結・融解水分の浸透と乾燥の繰り返し
大きな寒暖差金属の膨張・収縮で塗装が剥がれる
長い冬乾燥する時間が短い
融雪剤の影響塩分がサビを促進

鉄製雨樋の寿命(二戸市の場合)

条件寿命の目安
定期的に塗り直し20〜25年
メンテナンスなし15〜20年
H様邸(35年・メンテナンスなし)大幅に超過

👉 二戸市のような積雪地域では、鉄製雨樋は特にサビやすく、寿命も短くなります。


雨樋の劣化サイン|鉄製雨樋をお持ちの方へ

鉄製雨樋をお持ちの方、こんな症状はありませんか?

サビに関するサイン

✅ 雨樋が茶色く変色している ✅ サビが浮いている・膨らんでいる ✅ 塗装が剥がれて鉄がむき出し ✅ 穴が開いている ✅ 外壁に茶色い筋(サビ汁)がある

歪み・変形に関するサイン

✅ 軒樋が歪んでいる・曲がっている ✅ 軒樋がたわんでいる ✅ 金具がサビて崩れている ✅ 雨樋がグラグラしている

その他のサイン

✅ 雨の日に水が漏れている ✅ 雨の日にあふれている ✅ 築30年以上で一度も交換していない ✅ 「サビるのは仕方ない」と諦めている

➡ 鉄製雨樋のサビ・歪みでお困りの方、塩ビ製への交換をおすすめします。


よくある質問|鉄製雨樋の交換

Q. 鉄製雨樋は塗り直せば使い続けられますか? A. サビが軽度であれば、塗り直しで延命できます。ただし、穴が開いたり歪んだりしている場合は交換をおすすめします。

Q. 塩ビ製雨樋は鉄製より弱くないですか? A. 現在の塩ビ製は十分な強度があります。また、サビないというメリットが大きいです。積雪対応仕様で施工すれば、二戸市の冬にも耐えられます。

Q. ガルバリウム鋼板製の雨樋はどうですか? A. サビにくく耐久性が高い素材です。塩ビ製より高価ですが、長期的に使いたい方にはおすすめです。

Q. 外壁のサビ汁汚れは取れますか? A. 洗浄で薄くなる場合もありますが、染み込んだ汚れは外壁塗装でカバーするのが確実です。

Q. 鉄製雨樋の撤去は大変ですか? A. 鉄製は重いため、撤去には手間がかかりますが、当社で対応いたします。


火災保険が使えるケースも

雨樋の破損が雪害・風災によるものであれば、火災保険が適用される可能性があります。

対象になりやすいケース

  • 積雪荷重で雨樋が変形した
  • 強風で金具が外れた・雨樋が歪んだ
  • 落雪で雨樋が破損した

注意: サビによる劣化は経年劣化とみなされ、対象外です。ただし、雪害による歪み・変形が見られる場合は、その部分は対象になる可能性があります。当社では申請サポートも行っています。


二戸市・一戸町・九戸村で雨樋のお悩みなら

「鉄製雨樋がサビてボロボロ」 「雨樋に穴が開いている」 「外壁にサビ汁の汚れがある」 「鉄製から塩ビ製に交換したい」 「サビない雨樋にしたい」

そんな方は、地域密着37年・火災保険サポートにも対応の株式会社建造にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。

📞 0198-41-4109(24時間受付) 📱 公式LINEからのお問い合わせはこちら

「鉄の雨樋をどうにかしたい」という方、お気軽にご相談ください!

この記事の著者 Writer

TOP